当サイトは下記3点で株を独自評価をしています。(金融業・不動産業は除いています)
- 事業が成長し続けているか(成長性)
- 会社の経営が安定しているか(安全性)
- 株価の水準が適切か(割安度)
事業が成長し続けているか(成長性)
約10年間のデータを使って、売上と営業利益を評価していますが、売上と営業利益が「安定して良く、さらに伸びている会社」を高く評価しています。
高評価となるポイント
- 利益率が高い
- 利益率が安定している
- 売上と営業利益が安定して伸びている
評価が下がるポイント
- 赤字または利益率が低い
- 利益率が年によって高かったり低かったりする
- 売上と営業利益が伸びていない、伸び方にムラがある
具体的な評価項目
下記項目を組み合わせて評価しています。(決算データが4年以下の会社は対象外)
- 売上成長率(5~10年間の平均)
- 売上成長率の偏差(ブレ)
- 営業利益成長率(5~8年間の平均)
- 営業利益成長率の偏差(ブレ)
- 営業利益率
会社の経営が安定しているか(安全性)
リーマンショックのような事が起こるかもしれません。投資先が急激な景気変動に耐えられるか知っておく必要があります。借金が多すぎないか直近データを使って評価しています。
高評価となるポイント
- 借金が少ない
- 自己資本(返済義務のないお金)が厚い
評価が下がるポイント
- 借金が多い
- 借金に対して自己資本が少ない
具体的な評価項目
下記項目を組み合わせて評価しています。
- 純利益に対する有利子負債の割合
- 自己資本の割合
株価の水準が適切か(割安度)
どんなに成長していても、株価が高すぎれば、その株で利益を出すのは難しいでしょう。株価が企業の実態より高すぎないかを評価しています。
高評価となるポイント
- 株価が低い(安い)
評価が下がるポイント
- 株価が過度に高い。
具体的な評価項目
下記項目を組み合わせて評価しています。
- 実績PBR(株価純資産倍率)
- PBRの高低と収益性(株式益回りと要求収益率の差)の関係
当サイトの弱点
当サイトでは成長性を重視しています。「成長性の高さ」は「過去数年(最低でも5年)に渡って安定的に成長してきた」という事実を表します。そういった企業は、顧客が増える→売上も利益も増える→さらに顧客を増やす投資ができる、という好循環に入っている可能性が高く、今後も安定した成長が期待できます。しかし、成長企業の天井は突然やってくるかもしれません。店舗の拡大余地がなくなったり、需要が縮まったり、強烈な競合他社が登場したり、といった事がありえます。今後の見通しは、自己責任で見極めるしかありません。
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